好きなアーティストは誰ですか?
と聞かれた時に思い浮かぶアーティストは何人かいると思いますが、
なんとなく似通っていませんか?

そもそも、同じ音階を使って(一部違う音階もありますが…)作られた音楽に、
なんでこんなにたくさんジャンルがあるんでしょうね?

クラシック、ジャズ、シャンソン、演歌、民謡、ポップス、ロック、メタル、カントリー、ブラック、ファンク、ラテン、ラップ、アカペラ……
まだまだあるでしょうし、もっと細かく分類することもできます。

また、同じジャンルのアーティストでも、
この人は好き、でもこの人はちょっと…など、
好みもいろいろです。
よく考えてみればプロですからみんな「上手い」んですが、
上手ければ好きになるというものでもありませんね。

はじめて聞いた瞬間に「これ好き!」って思うことはよくありますが、
何度も繰り返し聞いていたら好きになった、というものもあります。
でも、はじめて聞いた時に「嫌い」って思ったものは、
何度聞いてもなかなか好きにならない、というか聞きたくないですよね。

この違い、いったい何なんでしょうね?

例えば、絵画の好き嫌いも、わりとはっきり分かれますが、
同じ絵なのに、なぜ好きな人と嫌いな人が分かれるんでしょう?
あ、どっちでもない、どうでもいい、という人もいますね。

食べ物でも同じです。
プロの料理人が作ったものを食べて、100人中99人がおいしい!と言ったとしても、
それを「おいしくない」という人は必ずいるんです。

99人がおいしいと感じるものを、おいしいと感じないということは、
その人の味覚がおかしいんじゃないか?とちょっと疑いますよね。
もしくは、その食べ物に過去にあたったことがあって、トラウマがあるとか?

そうなんです、「嫌い」には理由があるんです。
その理由を本人が認識している場合もあれば、気付かないケースもありますが。

はじめて聴いた音楽を「嫌い」と思うのも、
自分では理由がわからないことが多いかもしれませんが、
必ず理由があります。

うわー
まだこのブログ書きはじめたばかりなのに、
なんとなく深いところへ突入しちゃいそうな……

つづきはもうちょっと基礎的なことを書いてからにしようかなぁ。

もやもやするから、ちょっとだけ書いておきましょうね。
「嫌い」に理由があるように、
「好き」にも理由があります。
「どっちでもない」にも、もちろん理由があります。

だから、そのことを知らない先生に習うと、
自分の好みの歌い方を否定されちゃったりすることもあるわけです。
そんな不幸なことにならないように、
習う前に、ぜひその先生の歌を聴いてください。
その先生の歌い方を好き!と思えたなら、リスクは減ります。

よい先生に出会えますように!

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