今日のお話は、どちらかと言えば、指導者の方に向けての覚書です。 似たような経験をされているボイストレーナーの方の参考になれば幸いです。 今日ご紹介するのは、ちょっと一風変わった苦手をお持ちの方。 お手本を何度も聞けば、な …
Continue reading 階段を上り下りするように音の高低を理解する音程
今日は、3つの例について、書道に例えてみます。 まずは、音程がバシっと決まらず、うやむやに歌ってしまうタイプ。 次に、個性的な表現で注目をひきたいのに、うまくいかないタイプ。 そして、自分の癖が把握できないために、せっか …
Continue reading 歌を書道に例えてみたらとてもわかりやすかったカラオケスナックによく行くというおじさま、 歌を聴いてみると、とても上手なので、なぜレッスンを受けようと思ったのですか?と聞くと、 「今どきのカラオケは点数が出るだろ?オレ、点数がちっともよくないのよ」とおっしゃる。 な …
Continue reading 歌は上手いのにカラオケの点数がいまひとつレッスンにいらっしゃる方に目的を尋ねた時、とても多くの方から出る希望がこれ。 「高い音で歌えるようになりたい」 これ、結構複雑な理由があり、教える側としては結構悩みどころです。 まず、なぜ高い音を出したいの?と聞くと、 …
Continue reading 高い音で歌えるようになりたい人へ歌の上手さを考える時に、 「音程がいい」 ということは絶対条件と言ってもいいと思いますが、 これは以前「音痴って治るの?」にも書いたように、とても高度なテクニックです。 (特にトレーニングしないのに、生まれつき音程のいい …
Continue reading 絶対音感を持っているのに音程が悪い人歌が上手いかどうかの基準に「音程」があります。 「リズム音痴」なんて言葉もありますが、それはまた別の機会にお話するとして、 音痴が治るかどうかという話をしてみましょう。 そもそも「音痴」っていう基準もかなり曖昧です。 「 …
Continue reading 音痴って治るの?