今日、お試しレッスンにいらっしゃったのは50〜60代と思われる女性。
カラオケが大好きなようで、
歌い続けると声がかれるので声帯を鍛えたい、
という理由でいらっしゃいました。

声帯を鍛える、というより痛くならない歌い方を覚えるといいですよ、
と、腹式呼吸や発声などをお伝えしました。

帰り際にいろいろおしゃべりしたのですが、
「私歌ってみたいと思っている曲があるんですが、CDが売ってないんですよ」
とおっしゃるので、アーティストと曲名をお伺いして、
スマホで検索してみたら、そのアーティストのカバーアルバムに入っていることがわかりました。

「ありましたよ、CDやさんの店頭には在庫がなくても、
お店の方にお願いすれば取り寄せてもらえると思うので聞いてみてくださいね。」

とお話したら、
「そうか、お店に在庫がなくてもCDがないわけじゃないんですね。」
とおっしゃる。

そうか、そういう認識なのか〜

今どき、欲しいものがどこでいくらで手に入るのか、
すぐに検索する癖のついている若者はCDショップに行かないし、
お店で自分の好きなコーナーだけ見て、
欲しいものが見つからなければ「ない」と諦めて帰るシルバー層。

音楽業界が「YoutubeのせいでCDが売れなくて困ってるんだぞ!」
ってプリプリしているらしいですが、
多様化する世の中に対して、大きな転換をすべき時代なのでしょうね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です